処暑


日暮れの風に秋だなと顔を上げ 蝉の鳴き声にかすかな哀愁を想う 昨日と数時間しか変わらぬ今日に そんなことを感じるのが 四季の国に生まれたアイデンティティであるならば もう少し優しく生きたいと思う
(とんこ)
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