さびれゆくもの

霎時施
こさめときどきふる

時雨 ーしぐれー
冬のはじまりを告げる雨
こんな一文を目にした

“この雨が徐々に自然界の色を消して行く
先人達は、さびれゆくものの中に、美しさと無常の心を養ってきた”

衰えへ向かう季節は
寂しいというより
どこか安堵がある



(とんこ)


なんでものっけサラダ
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