4日、実家へ いつも車で帰る距離を電車に乗って 夕暮れ時の町を歩く 身体に染み込んだ景色は 考えるより先に 昔の風景を蘇らせる よく通った古着屋に 屋上に遊具のある大型スーパー 線路下のトンネル その先の食堂 空も道もこじんまりとして見える カレーを食べる皿は一回り大きくなっていたが 福神漬けの容器も 添えるチーズの切り方も変わらない 帰る場所が変わらないありがたみを しみじみ思う正月になった (とんこ)
目次
4日、実家へ いつも車で帰る距離を電車に乗って 夕暮れ時の町を歩く 身体に染み込んだ景色は 考えるより先に 昔の風景を蘇らせる よく通った古着屋に 屋上に遊具のある大型スーパー 線路下のトンネル その先の食堂 空も道もこじんまりとして見える カレーを食べる皿は一回り大きくなっていたが 福神漬けの容器も 添えるチーズの切り方も変わらない 帰る場所が変わらないありがたみを しみじみ思う正月になった (とんこ)